一歩先の運転リハをめざす人のための「運転支援者養成講座」
近年、患者の増加や地域リハビリテーションの推進などによって、これまでは大規模な医療機関のみが担ってきた「運転リハビリ」を、地域の医療機関が担わざるを得ない状況となっています。
また、病気や障害に起因する自動車事故が社会問題となる昨今、自動車運転と医療機関のかかわりは重要性を増しています。
当会では、運転の可否評価が医療機関において適正に行われることが、何よりも当事者の福祉を増進させると考えており、これから運転リハビリをスタートさせたいと考えている医療機関や医療従事者等へ、運転リハのための基礎知識や臨床の実際についてのWEB研修会を行っています。
受講メニュー
本研修会では、以下の3つのメニューをご用意しています。
- 1運転支援者認定講座
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病院等で運転評価等を行っている医療従事者向けの研修です。
実施時期は年2回。夏季講座(5月~8月)・冬季講座(10月~1月)
この研修の全てを受講し、かつ、レポート提出の課題をクリアされた方へは、ゴールド認定証と運転支援者証(カード型)を授与させて頂きます。
受講テーマ
- 1 導入)自動車社会を考える
- 2 一定の病気にかかる免許手続きと安全運転(2023年版)
- 3 一定の病気等と危険運転致死傷罪
- 4 運転補助装置の選択と使い方
- 5 脳卒中後遺症の運転行動から考える安全運転
- 6 「作業」としての自動車運転
- 7 安全な運転のための作業。ブレーキ踏力を考える。
- 8 東京パラリンピックと脳損傷。リハビリテーションとスポーツ
- 9 医療従事者だからこそ考えたい。共生社会とはどんな社会?
- 10 国連勧告から学ぶ。世界という視点から見える日本の障害者政策と医療。迫られる「医療モデル」から「人権モデル」への転換。
- 11 日本でも世界でも通用する、インクルーシブな時代に相応しい支援者になるために
- 12 総まとめ
- 13 レポート提出
研修会の詳しい情報は以下をご参照ください。
- 2運転再開サポーター講座
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訪問看護事業者など、診断書作成を行わない医療従事者向けの内容です。
実施期間は年間を通じていつでも受講できます。
全ての研修を受講された方へは運転再開サポーター証(カード型)を授与させて頂きます。
受講テーマ
- 病気や障害のある方の自動車運転の現状
- 病気や障害のある方の基本的な道路交通法と運転免許制度
- 一定の病気等と危険運転致傷罪。医療職の責任
- 訪問看護事業者に出来ること、出来ないこと。
- 患者や利用者から相談を受けたら
- ブロンズ・シルバー・ゴールド研修の個別視聴
- 上記の研修プログラムの全てのテーマについて個別に受講できます。認定を受けるには、ブロンズ、シルバー、ゴールドの順序で受講することが必要です。例えばブロンズ認定を受けずにシルバー研修を受講することは出来ません。
- 医療従事者のための人権研修
- 医療従事者向けの人権研修です。
視聴の方法
研修は全てWEB視聴です。視聴者専用ページからの配信です。動画配信はYouTubeの動画サーバーを使用しています。PC、スマホ、タブレット等のデバイスが使用できます。
以下に視聴テスト用の動画が御座いますので、まずはお使いのデバイスで視聴できることを確認してください。
申込方法
各研修会紹介ページの申込フォームより受け付けています。